私はこうして鬱になった

こんにちは。

強烈なタイトルで初投稿をします。

みみみです。25歳社会人3年目の女性です。

 

 

今回は、鬱病についてお話ししたいと思います。

 

私が実際に体験したのは下記症状です。

 

・仕事をしていても常に涙が流れてくる

・気力がない

・夜眠れない

・朝は早く目がさめる

・食欲がない

・趣味に対しても、無関心になる

・常に死にたいと考えてしまう

 

1歩遅ければ、私は今頃こうやってブログを書くことが

出来なかったかもしれません。

 

どうしてここまで追い込まれてしまったのか、

長文になってしまいましたので、

時間があるときに見て見てください。

 

下記の内容でお話ししたいと思います

 

鬱になるまで

では早速、さぜ私が鬱になってしまったのかをお話ししましょう。

2018年4月

私は新卒でIT企業に入社しました。

この頃は、同期の中でもトップになりたい。3年で結果を残して、ステップアップして行きたい。

そんな高い目標を掲げていました。

当時私には同い年の彼氏もいて、全力で私のことを応援してくれました。

 

しかし、4月から始まった研修でいきなりつまづいてしまいました。

プログラミングについて理解がなかなか追いつけず、

あっという間に同期においていかれてしまいました。

幸いなことにこの頃は、たくさんの方がサポートをしてくれたため

毎日泣きながら研修を行いましたが、病まずにすみました。

そして、同期から2ヶ月遅れはしたものの、なんとか研修を終えることができました。

 

やっと本配属!SEとして一生懸命働くぞ!

そう意気込んでいましたが、私の配属先は秘書課でした。

初めはえっ!?と思いました。

SE志望なのに現場に入れない・・・また同期に置いて行かれる・・・。

ただ、この時の私は前向きで、まぁ、でも目の前の仕事を一生懸命やろう!

としか、考えていませんでした。

前向きな気持ちで挑みましたが、ここからが地獄。

1歩1歩鬱への道を歩んで行くのでした。 

 

 

 

私はこうやって鬱になった

なぜ秘書課に配属されたのか。

その理由はすぐに分かりました。

人が足りなかったからです。

人が増えたら、すぐにSEとして働ける、あくまで一時的なサポートとして、

というお話でした。

 

私が配属された当時、秘書課は私を含め3名でしたが、

1名が別の部署へ異動することになっていました。

更に、もう1名は時短勤務中のため、

15時を過ぎると、実質私が1人の状態でした。

新卒で1初目の仕事が、社長秘書。

しかも教えてくれる人がほぼいない状態でした。

 

 初めは、当たり前ですが毎日ミスをしました。

タスク管理やホウレンソウもろくに出来ない新卒だったので

お客さんにも社長にも迷惑をかけました。

毎日怒られました。

心の中では、私は他の人よりも仕事が出来ない。

自分が悪い。もっと頑張らなきゃ。と言い聞かせ、

自分ができる最大限のことはやりました。

 

それでも当時の私にとっては、教えてくれる人が居ない状況の中、

仕事を正確にこなすのは不可能でした。

どうしたらできるようになるんだろう。

必死で考えました。

 

でも結局、やってみないと考えた方法が合っているかなんて分かりません。

社長にも聞きたいけれど、毎日忙しく、私のことを見ている余裕などありません。

そのため、約3ヶ月間は、ミスして、怒られ、

違う方法で試して、ミスして、怒られ、、、の繰り返しでした。

そんな中、秘書課に新し人が2名入ってきました。

 

やった、これでSEに戻れる!

そう思って居たのですが、秘書の仕事は、この2名がやるから、

お前は秘書業務はサポートで、別で新しく動画事業(1人)をやって欲しい!

と言われました。

 

内容は社長が好きなゴルフの動画です。

もちろん、納得はいっていませんでしたが、

社長に言われたので、仕方なくやることにしました。

 

しかし、この頃から、私は自分の存在意義を見失って行きます。

 

動画事業(撮影から編集まで)なんてやったことがありません。

 

色々自分なりに調べて準備をしましたが、初めての撮影当日、

撮影係の私の他に、社長、出演者2名がその場にいました。

そこで、私は大きなミスをしてしまいます。

 

撮影した動画をその場で消してしまったのです。

.........。

それに気づいた社長は、その場で大激怒。

撮影も止まってしまいました。

あまりの怖さに、私は動けなくなってしまいました。

その様子を見た社長は更に激怒。

思わず泣いてしまいました。

涙が止まりませんでした。

 

こうゆう時、どうするべきなのか、

指示をくれる人は誰もいませんでした。

守ってくれる人は誰もいませんでした。

 

今思うと、お客さんに迷惑をかけてしまったので、

怒られるのは当然です。

しかし、誰も何もわからない中、新卒の私に仕事を全て任せたことは、

社長の責任ですよね。。。

せめて、指示を出すなりしてくれれば。。。

 

話を続けます。

このように第一回目の業務を大失敗した私ですが、

ダメだった部分を改め、2回目、3回目、はなんとか撮影を成功させます。

しかし、1人で撮影から編集まで行うには限界があります。

編集は、ものすごい時間がかかります。

5分の動画を作成するのにかかる時間は、クオリティーにもよりますが、

1本作るには8時間は必要です。しかし、慣れていない私が行うと、更にかかります。

一生懸命編集を行いましたが、社長には煽られます。

別の仕事も同時に振られます。

やっとの思いで作成した動画も、社長の一言で大幅に修正が必要になったりもします。

 

どうしたら、「もっと早くできるのか」「社長にはどうやって説得すれば良いのか」

こんなことすら相談できる人が周りにはいませんでした。

なぜなら、そうが業務を行っているのは私1人だったからです。

 

・誰にも相談ができない状況

・社長からは毎日煽られる状況

 

この二つが、私を孤立させ、追い詰めて行きました。

 

動画業務でいっぱいな私は、いつしか秘書課の定例にも呼ばれなくなりました。

私、何してるんだろう。。。

こんなことしか思わなくなってしまいました。

そんな中、悲劇は続きます。

 

動画の方向性を巡って、社長と出演者の方で対立してしまいます。

その時、板挟みにされたのは私です。

 

例えばこんな感じ↓

社長→私

「Aの方法でやって」

 

出演者→私

「Bの方法がよいと伝えて」

 

私↔︎社長

私「出演者の方はBがいいと言っています。」

社長「いや、Aって言ってるだろ。そう伝えて」

 

私↔︎出演者

私「出演者さんすみません、やはりBは難しいです」

出演者「いやいや、それだと気持ちが入らないよ、直接話させて」

 

私↔︎社長

私「社長、直接お話がしたいと言っています」

社長「なんだよ、そんな時間ないよ、お前が言っとけよ」

私「言いましたが、ダメでした。」

社長「そんな時間ない」

私「そこをどうにかお願いいたします」

 

このような感じで、ずっとそれぞれに説得していたんです。

今思うと、絶対に新卒がやる仕事ではない気がします。。。

双方でもめている時、どうすれば良いのか、本当は相談したかったけど、

誰にも相談はできませんでした。

なぜなら、この状況を知っているのは、社内で私だけだったからです。

私がなんとかしなきゃ・・・。

そう自分を追い詰めていってしまっていました。

 

いつしか私は、私が仕事が出来ないからだ・・・

私のせいだ・・・と、自分を追い詰め、

更に誰にも相談することを諦めてしまうようになりました。

 

そんな中悲劇は続きます。

 

仕事で落ち込んでいる私を見かねて、当時付き合っていた彼氏が

ついに愛想を尽かしてしまったのです。

彼氏も彼氏で自分のことで精一杯。

そんな中私と会っても、私がずっと落ち込んでいるだけ。

 

それに気づいた私は、仕事でもプライベートでも

気持ちを落ち着かせることができる場所を失ってしまいました。

 

もう会社には行きたくない。けど、休むなんて急に言えない。

休んだところで、仕事はなくならないし、動画業務ができる人なんて

他にいない。そう考えるともう逃げ場はありませんでした。

その際の私は

 

・仕事をしていても常に涙が流れてくる

・気力がない

・夜眠れない

・朝は早く目がさめる

・食欲がない

・趣味に対しても、無関心になる

・常に死にたいと考えてしまう

 

完全な鬱ですね・・・。

 

しかし、この状況になっても尚、誰にも相談することはできませんでした。

仕事が出来ないことに、申し訳ない気持ちもあり、

唯一私の状況を知っている社長にもSOSを出すこともできません。

もう死のう。そう思っていました。

 

私はこうやって回復した

もう死のう。と、考えていた私がなぜ回復できたのか。

それは、2つの要因があります。

1つ目

急に部署移動が決まったこと

2つ目

彼氏と別れたこと

この2つです。

 

1つ目の部署移動についてですが、

これは本当にたまたまのことでした。

急遽、人が足りなくなった部署があり、どうしても1人必要となったため、

私が、今の仕事をストップさせ、異動することになりました。

今思うと、この異動がなければ、今私はこの世にはいません。

 

更に同じ時期、もう壊滅的だった彼氏との関係が

ついに終わりを迎えました。

 

奇跡的に同じ時期に、私を苦しめていた

・仕事上の問題

・プライベートの問題

この2つが急に無くなったのです。

私を取り巻く環境が一気に変わったことで、

私の心にも余裕ができ、スッと心に乗っかっていた重りが無くなった

そんな感じでした。

 

このように、私は、周りの環境の変化のおかげで、元気を取り戻し、

少しずつ、うつ状態から立ち直ることができました。

 

 今、仕事やプライベートで悩んでいる方へ

ここまで長々読んでくださり、ありがとうございました。

うつ状態から回復することは、とても難しいことだと思います。

私はたまたま環境が変わっただけで、

自分の力ではどうすることもできませんでした。

 

もし一つ、今の私があの頃の私にアドバイスするとしたら

逃げる勇気を持って!

これに限ります。

 

同期、先輩、後輩、誰でも良いので、相談をして見ましょう。

会社は、あなたを追い詰めようとはしていません。

あなたを採用したからには、あなたがSOSを出したとき、

きっと寄り添ってくれるはずです。

解決策を一緒に考えてくれるはずです。

 

もしそうじゃない場合は、真っ先にやめるべきです。

そんな会社いる意味ありません。

あなただけでなく、すぐに同じ悩みを持つ人が出てくるはずです。

 

実際に私は、部署が変わっただけで、心が楽になりました。

夜も眠れるようになりました。

食欲も戻りました。

趣味も楽しいと思えるようになりました。

 

環境を少し変えるだけで、何かが変わります。

その1歩を、勇気を出して踏み出して見ましょう。

きっと、きっと、良い方向に進むはずです。

 

強い人は皆、逃げる勇気を持っています。

逃げることは悪いことではありません。

辛い時は逃げて良いのです。

 

大切な自分の体は、自分で守りましょう。

どうか、読んでくださったなたに幸せが訪れますように。

 

ps

死にたいと考える人の気持ちはすごくわかります。

正直、辛い思いをするくらいなら、死んだほうがマシですよね?

なので、私は死ぬことが悪いことだとは思っていません。

だって、死にたいくらい辛いんだから。

ただ、あなたが死んだことで、悲しむ人が少なからずいるはずです。

そんな人たちを思い浮かべてください。

それでもあなたは死を選びますか?

 

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ここまで長くなってしまいましたが、殴り書きのため、

少しずつまた編集していこうと思います。